導入編
調子に乗ってボトルをぶん投げてる矢先に……妙な記事を拾っちまった。世界の Forbes さんが、何やらガチンコ・シミュレーションをやってるじゃないかいw っていうか……かなり真実味を帯びてきたな (;´Д`)
今の段階じゃ、どう転ぶかは時間が経たないとわからん。親父の戯言が絵空事で終わるなら、それはそれで平和──だが、そうは問屋が卸しちゃくれなさそうだね……(買収してねーぞw)。
そーなると、こっちもシミュレーションしたくなるのが人情ってもんよ。さぁ、お待ちかねの第2節──崩壊後の世界シミュレーション(もし本当に弾けたら?)。崩壊そのものは避けられんとして、弾けた“後”に何が起こる? そこからどう這い上がる? バブル→氷河期→ドットコム→リーマンをくぐってきた世代の出番ってもんよ、な? w
引用(現実の兆し)
「AI株に迫るバブル感──25年前のドットコム暴落を想起」
出典:Forbes(2025年8月)。懸念はニュース面にも滲み出てきた。ここから先は“もし弾けたら”の話だ。
1) 国家(規制・地政・通貨)
親父節:単に「バブル崩壊」って言ってもな──こりゃ国家の存亡にかかわるレベルの爆弾だぞ。市場に流れてる金額の桁を見てみろよ。どこかの国家予算なんて軽く吹き飛ぶ規模だ。一夜で国が揺らぐ破壊力……そりゃ規制も緩さから一気に牙をむくわな。国と国の付き合い方も変わる。世界の評価基準や風潮までもが、ガラッとひっくり返る。今までの常識が翌日には非常識って“化石思考”に成り下がる──それが爆風だ。足元の基盤が甘い国は一発で塵。流行りノリのFXなんかやってたら大やけどだぜ。
規制は実装段階へ
個人情報・著作権・安全性は“ガイドライン”から“監査と罰則”へ。国家主導でAIの出口管理が始まる。
資源外交の前倒し
電力・水・DC立地・サプライ網が再配列。半導体とエネルギーが新シルクロードとなり、国際交渉の最前線に。
金融の揺れ戻し
救済と引き締めで国ごとの差が拡大。為替ボラが製造業の意思決定を直撃し、通貨が新たな戦場になる。
2) 企業(淘汰・寡占・泥臭化)
親父節:崩壊後の本当に恐ろしいところは、今まで見えなかったものがはっきり可視化されることだ。書類の上だけの信用で回ってた会社は一発でやばい。昨日まで元気そうに見えた取引先が翌朝には音信不通──そんなのが日常茶飯事になる。体幹が弱い企業は一瞬で倒れる。だが、地べたに這いつくばってでも起き上がれりゃ勝者だ。つまり鍵は普段からの備蓄=企業体力。花火みたいな派手案件は火の粉で燃え尽きる。派手より地味、足腰を鍛えとけ。
キャッシュ勝者が主役
バーンが激しい広報AIは退場。投資は原価と時間を削るAIへ集約し、収益を生む現場が資金を引き寄せる。
寡占は“連合”で進む
ビッグテック単独よりビッグテック×現場強者の連合が台頭。赤字スタートアップは淘汰、黒字の小粒がしぶとく残る。
指標の地味化
デモ映えより、電気代10%減・処理時間30%短縮みたいな実効KPIが花形。汗臭い数字こそ真の評価軸。
3) 個人(二極化・通訳力・記録)
親父節:今回の主役はAIだ。もちろん、もう使ってるよな? 触ってないなら宇宙の片隅で白亜紀の生き残り扱いだぞw AIは水や電気より身近に入ってくる。どこで・どう使うかに踏み込んで初めて“武器”になる。生き残りたいなら──使いこなしてなんぼだ。
“遊ぶAI”と“残すAI”
出力を楽しむだけで終わる層は沈む。評価→検証→監査まで回せる人が“残る側”。
現場の通訳
レガシー工程でAI語→人語を訳す“現場バイリンガル”が重宝。技術と人間をつなぐ希少スキル。
証拠主義
日報に何を何分短縮したかを積み上げる。解雇の波でも数字のログが盾になる。
4) 投資・金融(資金移動・指標・逃避先)
親父節:AIは産業そのものを変えるポテンシャルを持つ。構想→実装の速さが桁違い、人件費も材料費もコスパが別次元だ。使いこなせば修復も早い。要は、時間を味方につけられるかで価値が決まる。掛けた費用より、どれだけ早く回収できるか──これが真のコスパだ。
テーマからフローへ
評価軸は「売上」から粗利・回収期間・フリーCFへ。増やす力より戻す力が中心に。
逃避先の再評価
資金はAIテーマから電力・送配電・資源へ。エッジAI/ローカル運用も新たな受け皿。
在庫の山を作らない
固定費より可変費化・縮退設計。小さく早く回すが鉄則。
5) 技術基盤(縮退設計・切替可能性)
親父節:小回り最強。狭い路地は軽で走れ、って話だ。時にはギアをバックに入れて切り返す柔軟運転が必要。忘れるな、ドライブレコーダーは必須だぜ。事故対応だけじゃない。会心の走りと成長の軌跡を残す記録は、後で効く“財産”になる。
モデル依存の解除
単一モデル依存を避け、A→B→Cに切替できる設計を先に用意。
縮退運転
障害時は精度80%×2倍速みたいな“下げて回す”モードを標準装備。
ログは資産
監査・説明責任に耐えるプロンプト/評価ログ。証跡は成長の軌跡を示す武器にもなる。
総括(親父の助言)
崩壊といえど、すべてが無くなるわけじゃない。前にも言ったろ?──AIは残るのさ。
通り過ぎる爆風を、ただ指くわえて眺めてるだけか? それじゃ灰になるぞw 爆風を推進力に変えるには、ちょっとした視点のずらしと、前を見据える胆力だ。
悪いことばかりじゃない。視点を変えれば、そこに広がるのはバラ色の未来さ。結局は、準備ができてるかどうか──ただそれだけの話。
崩壊は“終わり”じゃない。選別だ。残したいなら、次の3つを“今日から”積み上げろ:
- 情報を疑う目
- 小さく早く回す仕組み
- 現場で通じる通訳力
火柱の後、真っ先に動ける奴が──次の覇権を掴むんだ。
断り書き(補足)
これは予言じゃない。波止場の親父の大助言だ。外れても責任は取らん。──当たったら震えてくれ w
本職は手相、命術はついで。癖ってやつか? 世の流れの“真相”も読める気がしてるのさ。ナウいだろ?
野須寅 堕無洲 / 夜露死苦 米餅