親父のデジャヴ 0018a 2026‑04‑25 親父論

親父のデジャヴ 2nd

〜再会〜

— 野須寅 堕無洲(のすとら・だむす)|「……またか」

なんか春らしくなってきたよな。

港の風も心地よいし、酒の味もいい感じ、鯛の美味しい季節だよな。

特に何かを期待してたわけじゃねぇんだが・・・

ただいつものルーティン記事の流し読みだ。

と、ある記事が目に入る。

AIだの、思考だの――

まぁ、最近よくある話だ。

「あーはいはい」ってやつだな。

……

スクロールしてて、ふと手が止まる。

そして・・・含んだ酒を豪快に吹き出しちまったよ(;´Д`)今回はさすがになw

👉「あれ?」

この感じ。

この流れ。

この"運び方"。

……

一回じゃねぇな。

👉これ、前にも引っかかってる。

前回は悪寒走っていてもたってもいられなかったがw

今回は悪寒にも慣れたもんだなw

👉前回と同じように"通った感覚"が反応してる。

グラス持ったまま、しばらく止まる。

頭の中で、別の線が勝手に繋がり始める。

……

👉「……またか」

小さく煙を吐く。

火をつけたばかりのタバコが、灰皿の中で真っ白な灰になっちまったよ。

そして、静かに確信に変わる。

👉「これ、ただの記事じゃねぇな」

👉「前にも通った流れだ」

もう一度、画面を見る。

今度は、構造をなぞる。

……

👉「……これ、通ってるぞ?」

前回は検察の家宅捜索、証拠品押収って感じだったが――

……今回は、資料倉庫の書類押収って具合だな。