通信衛星とデブリ P2 2026‑02‑17 インフラ論

インフラは壊れた時に正体を現す

── 動いている時より、止まった後を見ろ

— 野須寅 堕無洲(のすとら・だむす)|親父哲学の中核

動いている間は誰も気にしない

日夜平常通りに日常に何の違和感もなく動いてる間は
インフラなんて誰も気にしない。

当たり前すぎて注意から外れるのが普通だしな。

電気がつく。

水が出る。

ネットがつながる。

それが当たり前すぎて、
存在すら意識されない。

どんな原理でエネルギーとして活用されるかすら
見向きもされない世界だw

止まった瞬間に本性が出る

でも・・・、
一度止まった瞬間に、
そのインフラの「本性」が顔を出す

当たり前すぎて裏を支えている科学すら認識スルーの状態だと
そりゃーパニックに陥るわな。ちょっとネット回線止まったらこの世の終わりレベルで大騒ぎする
若者何ていくらでもいそうだしな。

地上のインフラは壊れてから本当の仕事が始まる

しかし、いつもながら地上のインフラは、
壊れた瞬間から本当の"仕事"が始まる

誰が動くのか。

どこが指揮を取るのか。

どの順番で直すのか。

完璧じゃない。
文句も山ほど出る。
それでもな、

「直そうとする仕組み」「短時間で元の状態に戻す技術」だけは、最初から組み込まれている。

これがデカい。

次に何が起きるか決まっている

道路が崩れりゃ、
通行止めになって、
重機が入り、
復旧計画が立つ。

電線が切れりゃ、
作業員が飛んでくる。

止まっても、
「次に何が起きるか」が決まっている

不安はあっても、
混乱が永遠に続くわけじゃない。
長い人生のほんの一瞬の出来事レベルだしな。

大規模な遮断が起こったとしても
記憶に残らないくらいに日常と化しているのがすごいところである。

じゃあ、宇宙のインフラはどうだ

じゃあ、
宇宙のインフラはどうだ。

通信衛星が故障した。

衝突事故が起きた。

想定外のトラブルが起きた。

その時、
次に何が起きる?

誰が現場に向かう?

誰が回収する?

誰が修理する?

……答えが、急に曖昧になる。

宇宙は手が届かない

宇宙は広い。
遠い。
そして、手が届かない

地上なら
「人が行く」という選択肢がある。

でも宇宙では、
壊れた瞬間に
"もう触れないもの"になる

AIが何とかするとか夢見てるやつもいるだろうが・・・物理的な根拠の上で残念だw

止まらない設計だけじゃ足りない

インフラってのは、
「止まらない設計」だけじゃ足りないだろ。

止まった後に、
どう処理するか。
どう片付け。
どう復旧して次につなぐか。

そこまで含めて、
初めて「インフラ」だ。

壊れた後の話は語られない

衛星通信は、
止まらないようには作られている。

冗長化もしてる。
バックアップもある。

でも、
完全に壊れた後の話は、
あまり語られない

それは悪意じゃない。
多分、現実的な限界だ。

物理の世界目線じゃ創造があれば破壊はセットだろ?

限界も一緒に語るべきだろ

ただな、
限界があるなら、
インフラと呼ぶ時には
その限界も一緒に抱えて語るべきだろ

動いている時は、画期的だと
みんな拍手喝采する。

便利だ。

速い。

未来だ。

でもな、
残念だが俺はそこを見ない。

俺が見るのはここだ

止まった時に、
誰が頭を下げて、
誰が後始末をするのか。

そこを見る。

正体が出る瞬間

インフラは、
成功して浮かれている時の顔じゃない。

トラブルの時に、
どんな態度を取るか。

そこに、
その仕組みの正体が出る。

次はな

次はな、
「宇宙の事故は、なぜ清算できないのか」
その話をしよう。

壊れた後に何もできない世界で、
事故はどう増えていくのか。あくまで想定だがちょいとカオスな世界だぞ。