ここまでで、なんとなく見えてきたと思う。
進化の過程や生まれた背景に興味がなけりゃ、
そりゃ進化自体も止まるわな。
ま、ジョークはこのくらいにして本題に戻ろうかw
少し整理すると、
価値ってのは最初からそこにあるもんじゃない。
あとから人間側で勝手に貼られる。
じゃあ、その「貼り替え」ってどうやって起きてるのか。
ここを一回、分解してみる。
別に特別難しい話じゃない。
むしろ、日常で普通に起きてる。
ただ、意識して見てないだけだ。
だいたい、こういう流れになってる。
・なんかおかしい
・でも捨てるのも微妙
・ちょっと試す
・あれ、いけるぞ
・名前が変わる
これが一連の工程だ。
最初はだいたい、妙な違和感から始まる。
「これ、なんか変じゃね?」
「普通こうするけど…本当にそれでいいのか?」
「捨てるにはちょっと気になるな」
この段階では、まだ価値なんてない。
むしろ、扱いとしては"不要寄り"だ。
ここで普通は終わる。
「ま…いっか」で流す。
でもな、たまに残るやつがある。
なんか引っかかるやつ。
理由は説明できないけど、気になるやつ。
👉 ここが最初の分岐だ。
「試す側」に行くと、その後の流れが変わる。
ちょっといじってみる。使い方を変えてみる。
置き場所を変えてみる。
普段と違う試行錯誤を与えてみる。
すると、たまに起きる。
頭の中でパッと光るやつだ💡
「あれ、これいけるぞ」
ここが転換点だ。
この時点でも、まだ価値とは呼ばれない。
ただの"使えそうな何か"。一瞬光っただけだ。
でもここで終わらない。
その状態に、今度は名前がつく。
👉 ラベルが変わる。
すると扱いも自然と変わる。
最初は捨てる対象だったものが、
いつの間にか残す対象になる。
さらに進むと、共有される。
「これ、こうすると使えるぞ」
「こういうやり方あるぞ」
他人にも伝わる。ここまで来ると、定着し始める。
そして気づいた頃には、「当たり前」になってる。
ここでやっと、共通の価値として認識される。
この流れをもう一回まとめるとこうなる。
違和感
↓
試す
↓
転換点
↓
再定義(名前が変わる)
↓
共有
↓
定着
これが"進化の工程"だ。
重要なのは、最初に必ず違和感があること。
最初から価値として認識されることは、まずない。
👉 最初はズレてるからこそ始まる。
ここで一つだけ、見方を変える。
違和感って、普通は"排除対象"だ。
でも、この流れで見るとどうなるか。
👉 違和感=入口になる。
捨てる理由じゃなくて、
試す理由に変わる。
ここが再定義の一番最初の火種だ。
ちょっと別の見方もできる。
吸気
違和感を吸い込む
圧縮
問いとして圧をかける
点火
どこかで火がつく
排気
結果が外に出る
どっかで見た構造だろ。
吸気・圧縮・点火・排気。
要するに、同じことやってる。
価値観の再定義ってのは、
こういう「燃焼工程」なんだと思う。
違和感が燃料になる。
問いが圧をかける。
再定義で火がつく。
価値として外に出る。
そしてまた、誰かがそれを見て違和感を持つ。
ここまで来るとわかるはずだ。
価値は一瞬で生まれない。
ズレの積み重ねが、
あとから"意味"になる。
だから——
最初にズレてるのは、間違いじゃない。
たぶんな、
ズレてるやつほど、火の通りがいい。