ここまでで進化につながる工程は見えたと思う。
じゃあ一回、実際の具体に落としてみる。
柿の種ってあるよな。
俺の酒の相棒だw
あの細長くて、ちょっと曲がった形のやつ。
あれ、最初からあの形を狙って作ったと思うか?
たぶん違う。
もともとは、もっと別の形をしていたはずだ。
丸いとか、整った形とか、
いわゆる"商品として綺麗な形"。
焼いてる途中で、思わぬ方向で崩れる。
普通の認識ならどうするか。
失敗だなって判断する。
ここで終わる。一般論としては正しい流れだ。
でも、どこかで止まったやつがいる。
ここがポイントだよなw
「これ、捨てるのもったいなくないか?」
👉 この一言で、流れが変わる。
そのまま捨てる代わりに、ちょっと食べてみる。
「あれ?」
味は変わってない。
むしろ、食感がいい。
ここで一瞬、ズレが起きる。
頭の中で電球が光るやつだw
形は崩れてるのに、
食べ物としては成立してる。
この時点ではまだ"失敗作"だ。
でも同時に——
👉 "使える失敗"になる。
さぁ、ここからが分岐だ。
後者に行くと、ラベルが変わる。
失敗
↓
食べられる
規格外
↓
面白い形
不揃い
↓
個性
さらに進むとどうなるか。
その形を"前提"にし始める。
整えるんじゃなくて、そのまま活かす。
するといつの間にか——
👉 あの形が"普通"になる。
「柿の種」っていう、妙にしっくりくる名前もつく。
ここで再定義が終わる。
最初は"崩れた形"だったものが、
最終的には"完成された形"になる。
👉 これ、よく見ると逆転してる。
完成形を目指して失敗したものが、
別の完成形として定着してる。
つまりな、
最初の目的から見たら失敗でも、
結果としては成功になってる。
しかもその成功、最初から狙ってたわけじゃない。
狙えんだろ、普通にw
ズレた結果だ。
ここで③記事の工程を思い出す。
違和感
↓
試す
↓
転換点
↓
再定義
↓
定着
全部通ってる。
さらに重要なのはここだ。
"直してない"
失敗を修正して元に戻したわけじゃない。
そのまま別の意味を与えた。
もしあの時、
「ちゃんとした形に戻そう」って方向に行ってたら——
柿の種はこの世に生まれてない。
👉 この分岐で、結果が変わる。
たぶんな——
失敗ってのはな、
直すもんじゃなくて
名前を変えるもんかもしれんぞ。