さっきの話、モノの話じゃなかったよな。
"足りない"っていう認識そのものがズレる。
無理にズラしてるわけじゃない。
違和感と感覚のズレが広がっていく。
じゃあこれ、どこまで広がると思う?
少し視点を引いて世の中見てみようか。
日本文化は、昔からこういうことやってる。
おこげ
普通なら失敗だよな。焼きすぎ。火力調整やタイミングのミス。
でも、それをそのまま捨ててない。
焦げてる → ダメ
焦げてる → 香ばしい
金継ぎ
割れた器、普通は捨てる。でも金継ぎでは——
ノイズ音
雑音。邪魔な音。でも、それを拾うやつがいる。
音として扱う。
風呂敷
形が固定されてない。包む、結ぶ、使い回す。使い方が決まってない。
でもそれが逆に強い。
全部共通してる。
普通なら排除されるもの。
でもな——
👉 捨ててない
👉 直してない
👉 そのまま意味を変えてる
④〜⑥でも見てきたよな。
④(事例①|柿の種)
失敗を直さなかった。
⑤(事例②|廃棄の再定義)
捨てなかった。
⑥(事例③|欠損の再定義)
足りないって前提をひっくり返した。
全部同じ構造だ。
ここで今の時代の話に入る。
AI。
こいつ、何が得意か。
整えることだ。
ズレを減らす。
👉 「正しい形」に近づける力がめっぽう強い
これはこれで強い。
あくまで規定に沿った方向に整える力だ。
否定する話じゃない。
でもな、
全部それに任せるとどうなる?
ズレが消える。
違和感も消える。
で、何が起きるか。
再定義が起きなくなる。
つまり——
新しい価値が生まれにくくなる。
ここがポイントだ。
価値ってな、
違和感が燃料で、
問いが圧縮で、
再定義が点火だったよな。
全部"ズレ"から始まってる。
AIはどうだい?
基準はどこにある?
きちんと整えられた過去の常識だよな。
じゃあ役割分担どうなる?
AI
整える
人間
ズラす
これが一番しっくり来る。
AIに任せるほど整う。
でもその分、ズレは減る。
だから人間側がやることは一つ。
👉 ズレを捨てない
違和感を潰さない。
非効率を消しすぎない。
むしろ残す。
ちょっと引っかかる。
なんか気になる。
それ、正解じゃないけど捨てきれない。
むしろその違和感が大事なんじゃないのかい?
それが種になる。
最初は全部、ノイズ扱いだ。
でも、そこに手を出したやつがいる。
ここが全部の始まりだ。
今のこの時代で感じるのは——
答えにすぐ行ける。
模範解答や正しいとされる概念はすぐに見つかる。
検索すれば出る。
AIに聞けば整う。
便利だよな。
でもそれ、
途中を飛ばしてねーか。
違和感
↓
試す
↓
ズレる
↓
再定義
この工程をものの見事にすっ飛ばしてる。
だからこそ、残しておく必要がある。
それがこの記事の役割だ。
たぶんな——
これからの時代、
↕
こっちの方が価値になるぞ。