ここでようやく、今回の代替案の本命を語ろうか
と言っても、
まったくもって大げさな話じゃない。
現在、用途としてはまだ限定的だが、
すでに実在する技術でもある。
「マイクロ水流発電」ってやつだ。
これは単なる「思いつき」じゃない。
すでに社会実装の芽が出始めている技術だ。
マイクロ水流って何だ?
まず最初に、
ありがちなイメージの誤解を潰しておく。
これは――
一般的な認識のダムじゃない。
小型化した用水路でもない。
発電所を新しく建てる話でもない。
川をせき止める話でもなければ、
山奥に設備を作る話でもない。
すでに流れている水。
それを、
ちょっとだけ回す。
それだけの話だ。
「発電するために水を流す」話じゃない
ここが、
今回いちばん大事なポイントだ。
マイクロ水流は、
発電するために、わざわざ水を流す技術じゃない。
トイレを流す。
風呂を使う。
洗濯機を回す。
店や職場で水を使う。
そのついでに、
水が勝手に回っているだけ。
順番が逆なんだよ。
「使ったついでに、勝手に回る」
この感覚がすべてだ。
トイレのタンクに仕込めたら面白くないか?
たとえばだ。
トイレのタンクに、
小型のスクリュー式発電機を仕込めたらどうだろう。
※現時点では、
家庭用としてドンピシャな製品は
まだ世に出ていないだろう。
でもな、
ここは現実になる前の発想段階の話だ。
せっかくだ。
目一杯、イメージを膨らませようぜ。
生活動線に組み込むという発想
親父が一番重視しているのは、
この生活動線に組み込むという考え方だ。
そもそも、
屋根に載せる太陽光パネル発電は、
どうしても
「発電するぞ」という意志や、
それなりの決断が必要になる。
正直、心理的にも重たいよな(笑)
でも、
マイクロ水流は
スタート地点の心理がまるで違う。
使うかどうか選ばない
止めるという選択肢がない
生活から切り離せない
つまり、
無意識の行為そのものが、
発電を含んだ生活動線になる。
意識しなくていい。
頑張らなくていい。
忘れてても回る。
ここが、
とにかく強い。
実際、どこで回るのか
家庭だけの話じゃない。
家なら――
・トイレ
・風呂の排水
・洗濯機
これだけでも、十分成立する。
でもな、
本命はここからだ。
コンビニ
商業施設
公園
職場
工場
宿泊施設
水が流れる場所は、全部候補。
屋根の有無も関係ない。
土地の権利も関係ない。
河川法とも無関係。
あくまで、
家電・設備レベルの話だからな(笑)
小さいから意味がない? それは違う
ここで、
よくあるツッコミが来る。
「そんな小さい発電、意味あるの?」
答えは、
正直に言おう。
一発逆転は無理だ。
家一軒を丸ごと賄うこともできない。
発電所が要らなくなるわけでもない。
そこは、
最初から夢を見ていない。
でもな。
センサー
非常灯
通信機器
バッテリー補助
こういう用途には、
ちょうどいい。
それにだ。
日々の浮いた電気代で、
夕食のおかずが一品増えないか?
俺は、
酒が一本買えりゃ大満足だ(笑)
発電は「積み重ね」で考えろ
マイクロ水流は、
一台でドヤる技術じゃない。
積み重ねて効かせる技術だ。
一か所では微々たるものでも、
使われる場所が増えるほど、
確実に効いてくる。
24時間365日。
昼でも夜でも。
日当たりが悪くても。
日本のどこかで、
今日もトイレの水は流れているだろ。
ピークを下げる。
ベースを薄くする。
非常時の余白を作る。
派手じゃないが、
現実的だ。
ちなみに、
日本の洋式トイレ普及率を
一度ググってみな(笑)
一気に、
現実感が増すはずだ。
「ついで」という言葉を、甘く見るな
親父がこの発想で、
いちばん気に入っているのは、ここだ。
「ついで」だから、続く。
意識が要らない。
正義感も要らない。
説明も要らない。
10年後、
誰も覚えてなくてもいい。
気づいたら、
ずっと回っていた。
それが、
サステナブルってやつだろ。