潮風波止場 特設レポート 2026‑02‑17 インフラ論

通信衛星インフラとスペースデブリのカオス

~便利さは、責任の免罪符じゃない~

「衛星通信は便利だよな」「災害時に助かる」
──でもそれと、インフラは別の話だ
壊れた後の清算ができないまま、数を増やし続ける宇宙開発の現実。

港町の親父・野須寅 堕無洲が問う、
後始末まで含めてインフラと呼べるのか、という話。

🛰️ このレポートについて

衛星通信は確かに便利だ。
山奥でも、海の真ん中でも、災害時でも電波が降ってくる。
でもな、それと「インフラ」は別の話なんだよ

便利さだけでインフラを名乗るな。
壊れた後の清算ができないまま数を増やすな。
未来に負債を押し付けるな。

後始末まで含めて、初めてインフラと呼べるんじゃないか。

📌 要点まとめ

1️⃣ インフラの条件は「止まらない」だけじゃない

インフラの本質は──

  • 止まっても復旧できる
  • 事故の後始末ができる
  • 責任の所在が明確

「動いている時」じゃない。
壊れた時の"後ろ姿"で評価されるのがインフラだ。

2️⃣ 宇宙の事故は清算できない

地上と宇宙の決定的な違い──

  • 地上:事故 → 回収 → 修理 → 再発防止
  • 宇宙:事故 → 破片拡散 → 未来永劫リスク化

地上のゴミは、片付けりゃ終わる。
宇宙のゴミは、増え続ける"呪い"だ

3️⃣ 増やせば強くなるとは限らない

同じ「数を増やす」でも──

衛星:数で冗長化できる(安心)

デブリ:数で地獄化する(危険)

非対称のリスク──
片方は安心で、片方は地雷原だ。

4️⃣ 重要インフラほど狙われる

便利で目立つインフラは──

  • 軍事攻撃の標的になる
  • 妨害・ジャミングの対象になる
  • 衝突誘発の余地がある

「誰かが悪い」じゃない。
そういう盤面だ

5️⃣ 後始末まで含めてインフラを名乗れるか

インフラの資格条件──

✅ 革新があるか

✅ ルールが定義されているか

✅ 利便性が社会にあるか

どれか一つ欠けた時点で「社会性」は名乗れない
便利だけで突っ走るのは、ただのガキのわがままだ。

📖 レポート構成(5部作)

🔧 親父の視点

俺は技術を否定してるわけじゃない。
衛星通信は素晴らしい技術だし、これからも進化するだろう。

ただ、夢と責任はセットで持てって話だ。

便利さは免罪符じゃない。
役立つことは、無責任の言い訳にならない。

後始末まで含めて、それでもインフラと呼べるのか?