前記事で「確認する自由」というキーワードを出した。
今回はそこをちょいと掘るぞ。
ただな。確認って言葉を聞くと、
なんか面倒臭ぇ事の事務的処理みたいに聞こえるよな(笑)
確認しました。
再確認しました。
ダブルチェックしました。
そんな言葉聞くと、
「そんな事より早く進めろよ」
なんて思う人もいるかもしれねぇ。
まー否定はせんよ(笑)
実際俺も若い頃はそうだったしな。
だがしかし・・・。
酸いも甘いも噛み締めて、人生経験積んでくると見えてくるんだよ。
👉 世の中って、やっぱ確認で回ってるんだなって。
改めて思う。大事なんだよな。
例えば日本の日常インフラである鉄道を例に挙げてみよう。
駅員や運転士がやってる、指差し確認。
あれ見た事あるだろ?
信号よし。
ドアよし。
出発進行。
あれだよ。あれ(笑)
正直言うと、初めて見た時は思った。
そんなもん見りゃ分かるだろって(笑)
だがな。現場は違う。
人間は慣れる。
人間は油断する。
人間は勘違いする。
だから声に出す。
だから指を差す。
だから確認する。
👉 あれは能力の低い人間のためにやってるんじゃねぇ。
能力の高い人間ですらミスるからやってるんだ。
ここ大事なところな。油断や慢心の防止の一つだよ。
飛行機も同じだ。
毎回毎回、
非常口の説明をする。
シートベルトの説明をする。
酸素マスクの説明をする。
何百回も乗ってる人からしたら、もう聞き飽きてるだろう。
だが、それでもやる。
なぜか。
👉 人間は忘れるからだ。
👉 そして、万が一は必ずやって来るからだ。
墜落前提で説明してるわけじゃねぇ。
生き残るために説明してるんだ。
いざって時の最優先だろ。
工場も同じだ。
危険区域。
立入禁止。
ヘルメット着用。
保護具装着。
確認手順。作業手順。
新人の頃は、面倒臭ぇなと思った事もある。
だがな。現場で怪我した人間を見たり、設備事故の話を聞いたりすると、考え方が変わる。
👉 あれは形式じゃねぇ。流された血で書かれたマニュアルなんだ。
誰かが失敗した。
誰かが怪我した。
誰かが痛い思いをした。
だから残った。次の人間に同じ苦痛を味わって欲しくないがための、覚悟の書面だ。
👉 確認ってのは、臆病だからやるんじゃねぇ。
生き残るためにやるんだ。
そして俺が今でも不思議に思うのはな。
鉄道には呼称確認がある。
飛行機には非常口説明がある。
工場には安全確認がある。
もちろんその業種、特に基幹インフラ産業に位置付けられる業界になればなるほど、
安全やもしもの備えの確認が多い。
長期的な安心安全が担保だからな。
👉 なのにだよ・・・。
何十年もの人生や、何百万円もの金や、会社の未来を預けるような話になると、
急に確認を嫌がる奴が出てくるんだ。
なんでだろうな(笑)
リスクを聞くな。
課題を聞くな。
不安を煽るな。
夢を信じろ。
そんな空気になる。
👉 俺はあれが不思議でしょうがねぇ。むしろ逆じゃねぇか?
👉 大事な話ほど、確認した方がいいだろ(笑)
夢を否定するためじゃねぇ。
👉 夢を長生きさせるためだ。
夢ってのは、派手に打ち上がって終わる花火みたいなもんなのか?
俺は違うと思うんだよな。
👉 続いてこそ価値がある。残ってこそ意味がある。
だから確認するんだ。
そしてな。俺が昔から信用しない言葉がある。
👉 「絶対大丈夫です」っていう完璧欠損無し系の言葉だ。
現場の人間ほど、そんな事言わねぇから(笑)
なぜ言わねぇのか。その話を次でしよう。
確認ってのは、臆病だからやるんじゃねぇ。生き残るためにやるんだ。