⚓ 忘れちゃいけない場所がある
さっきの話の続きにはなるが、料理の世界で
写真ばかりが増えてきた。
映える料理。
コンテンツ化した料理。
まあ、それも時代の流れなんだろう。
食欲をそそる色合いや見た目という部分では否定はない。
だが、しかし。
料理の話をするなら
一つだけ忘れちゃいけない場所がある。
漁場だ。
原材料がどこから来たかって話だ。
港町で魚の話をするならば
魚市場でもない。
スーパーでもない。
海そのものだ。
その魚がどこから来るか。
どこで獲れるか。
それを知らないで
魚の味を語る奴はいない。
🌊 漁場が違えば味が変わる
魚ってのはな。
同じ種類でも
漁場が違えば
味が変わる。
— 味を左右する要素 —
季節
天候
潮の流れ
海の深さ
水温
餌
全部で変わる。
だから漁師は
海を見てる。
潮を読む。
風を読む。
雲を見る。
魚は海の中にいるが
漁師は
海全体を見てる。
魚市場に並ぶ頃には
もう
半分は結果だ。
港に揚がる前に
勝負は決まってる。
漁場を知ってるかどうかで
魚の質が変わる。
📡 情報の世界も同じだ
情報の世界も
まったく同じだ。
今の時代
情報はいくらでもある。
情報社会という荒れた大海原と言っても過言ではない。
SNS
まとめ記事
AI記事
動画
ニュース
いくらでも流れてくる。
だがな。
それは
スーパーに並んだ魚だ。
本当に鮮度のいい情報は
どこにあるか。
答えは簡単だ。
現場の海域だ。
現場で起きたこと。
現場で見たこと。
現場で試したこと。
現場で失敗したこと。
それが
一次情報ってやつだ。
🚢 港に来い、海に出ろ
港町で言わせてもらうなら
魚の鮮度の話をするなら
スーパーじゃなくて
港に来い。
海に出ろ。
情報も同じだ。
情報の鮮度を語るなら
SNSじゃない。
まとめでもない。
AIでもない。
その情報が発生しうる
根幹の現場に行け。
まあ
現場ってのは
楽じゃない。
海は荒れる。
漁は外れる。
魚が獲れない日もある。
だがな。
それでも
海に出た奴しか
魚の話はできない。
情報の世界でも
同じだ。
現場を知らない人間が
情報を語ることはできる。
だが
情報を
理解することはできない。
俺の結論は
いつも同じだ。
魚を知りたいなら
海に出ろ。
情報を知りたいなら
現場に行け。
次は
ちょっと別の話をしよう。
今の時代
レシピは
山ほどある。
だが
料理人は
どうなってる?
その話だ。